山西内科(内科・循環器科・呼吸器科):診療内容

山西内科 電話:078-795-8600 



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診療内容


当院は学園都市でかかりつけ医(総合内科医)として診療を行っています。
特に専門分野 である高血圧、高脂血症、心不全や不整脈などの心臓病、脳卒中、糖尿病などは 生活習慣の指導 も交え診療しています。
 高血圧 は家庭血圧が最も大切ですので少なくとも週2〜3回は朝に測定していただき測定値を参考に投薬内容を調節しています。外来診察時でのみ著しく血圧値が上昇してもさほど心配はいりませんので家庭血圧の測定を継続していただきます。
 高脂血症 にはLDL、HDL、中性脂肪の脂質異常や高コレステロール血症などが含まれますが食事など生活習慣の改善を試みて何度か血液検査を繰り返して異常値を示す脂質の種類などから治療が必要か判断しています。
 糖尿病 も食事療法や運動療法を行ってから血糖値とHbA1cの血液検査結果で治療を開始するか判断しています。外来では体重や食事を管理して定期的に血糖、HbA1cを測定しながらコントロールしていきます。
 心不全は心エコー、レントゲン、心電図、BNP,症状など総合的に原因診断が必要ですが治療薬の進歩があり外来でかなり安全に経過観察できるようになりました。
 不整脈 は自覚症状がある場合が多いのですが24時間心電図やポータブル心電図などで、正確に診断できるます。危険性のある場合や症状が強ければ薬剤治療や病院でのアブレーション治療を紹介しています
気管支喘息や肺気腫は診断がつけば適切な吸入療法などで寛解しますので自己判断で中断しないように自宅で継続していただくように指導しています。長引くセキは原因により治療法が異なるためせき喘息、アレルギーや肺炎などの感染症を念頭に画像検査、アレルギー検査など詳しく原因検索しています。
アルツハイマー型認知症は大変増加しておりますが軽症の場合は時間をかけて専門医への紹介も含めて慎重に診断する必要があります。脳血管性認知症などと鑑別するために脳MRIなど画像検査が是非必要になります。もし診断された場合、治療に最も大切なものは家族による患者さんへの適切な対応であるとの認識で指導致します。必要に応じて抗認知症薬を併用しながら観察しています。 家族の状況により介護保険(デイサービスなど)の利用もアドバイスしています。
また癌の早期発見も重要な課題ですのでカメラ検査 エコー検査などを受けて頂くように指導しています。

生活習慣病の医学的管理

血圧、体重、血糖値、HbA1c、LDL(悪玉)・HDLコレステロール値など基本的なデータを患者さんと共有して管理していきます。治療目標としては各種医学会が発表している診療ガイドラインを参考にしています。血液検査結果はすべて説明した後、患者さんにお渡しています。

合併症の予防、早期診断と再発予防

心筋梗塞、狭心症脳卒中、動脈硬化症、認知症など生活習慣病に生じやすい合併症を早期に診断し迅速に専門的な急性期治療ができる総合病院などへ紹介します。退院後は外来治療を継続させていただき再発予防するためには生活習慣の改善も大切です。

生活習慣の指導、改善

患者さんから伺った生活習慣の中では過食、運動不足、アルコール過多が3大原因習慣と考えられます。さらに精神的ストレスや不眠症も血圧や胃腸機能、さらに生活満足感に顕著に悪影響をもたらします。
生活習慣の改善だけで疾患が改善して薬剤治療が不要になることもよくあります。
最近話題になっている糖質制限食は中程度までであれば安全で実施が簡単であり多彩な生活習慣病、特に糖尿病や肥満症に有効と思われますので推奨しています。

職場の健康診断や特定健診の積極的活用

健康診断や特定健診、さらに人間ドックの結果などには患者さんの重要な身体および病気の情報がとても多く含まれており初診か再診にかかわらず出来るだけ持参していただくと助かります。

癌の予防、早期発見

機会あるごとに早期発見のため健康診断、各種ガン検診を受けていただくように薦めています。気になる症状があればカメラ検査 エコー検査、さらにCT検査などを可能な限り受けていただきます。また癌予防のために飲酒制限 禁煙 肥満防止 運動の推奨 ピロリ菌検査 肝炎ウイルス検査を勧めるとともに 積極的に禁煙外来や胃のピロリ除菌療法も実施しています。

在宅医療

往診依頼は必要と判断される場合、出来る限り引き受けています。 肺機能が著しく低下した人への在宅酸素療法睡眠時無呼吸症候群への持続気道陽圧療法(CPAP療法)なども行ってます。 また、デイサービスやショートステイなど介護保険に必要な書類や主治医の意見書も作成しますので申し出てください。

禁煙外来(保険診療)

肺癌、喉頭がんをはじめその他各臓器の癌予防と慢性肺気腫予防のため禁煙外来は原則予約無しで随時行っています。まず当院で行う禁煙方法や使用薬剤について説明を聞いていただきます。それから禁煙効果のある薬(1日2回服用)を初回は2週間お出します。その後の禁煙状態を診ながら約2ヶ月間かけて治療を終了します。しかし令和4年1月時点では薬剤納品が出来なくなり休止中です


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